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未満警察1話は実話?北九州のヤバすぎる監禁事件がモデルだった!

未満警察、1話、実話

未満警察の1話の内容がかなり衝撃的で、演者さんの演技もさることながら内容がエグくて怖いと話題になりました。

こんな内容がオリジナルなのかと思いきや、実は九州で起きた実話の事件がモデルと言われています。

それが、北九州監禁殺人事件!

今回はドラマと実際にあった事件の類似点、視聴者の感想などをまとめました。




未満警察1話のあらすじ・ネタバレ内容

1話の振り返りでまずはあらすじを紹介します。

(※本当にあった実話の事件について早く知りたい方は、あらすじ・ネタバレは飛ばして下さい)

あらすじ

手足に火傷のような跡がある少女・みく(鈴木梨央)が、助けを求めて交番にやって来る。その頃、とある一軒家で感電死した家族3人の遺体が発見され、現場には所轄刑事の柳田晋平(原田泰造)と稲西結衣(中村ゆり)が駆けつけていた——。

それから3か月後、警察学校への入校の日を迎えた本間快(中島健人)は偶然にも、同期の一ノ瀬と男子寮の同じ部屋に入寮。2人は警察官を目指す仲間たちと共に、厳しい警察学校での生活をスタートさせた。

警察学校での過酷な訓練を共に乗り越える中で、少しずつ仲を深めていく本間と一ノ瀬。
そんなある日、2人は寮の向かいのアクアショップの2階にいた美女・楓(真木よう子)に目を奪われ、寮の部屋の窓から覗き見してしまう。

すると、その店にスーツケースを引いた男・信二(東根作寿英)が現れ、本間と一ノ瀬は信二が楓を殴りつけている姿を目撃。急いでスマホを取り出し匿名で通報しようとする本間。一ノ瀬は、すぐさま部屋の窓から飛び降り楓を助けるためにアクアショップへ向かった。一ノ瀬の突然の行動に呆然としつつも、自分にも何かできることはないかと思案した本間は、スマホでアクアショップのオーナー夫婦について調べる。その結果、ある違和感に気づいた本間は慌てて一ノ瀬に電話をして戻って来るように訴える。だが既に2階の部屋へ足を踏み入れていた一ノ瀬の背後には、高電圧の通電棒を持ち忍び寄る楓の姿が……。

提供:未満警察公式ホームページ

1話のネタバレ

「監禁される2人・ショップの夫婦と楓の関係」

アクアショップに乗りこんだ2人は「生命保険証券」を見つける。被保険者は信二で契約者は妻の安子。安子に保険金が1億円入る契約内容に驚いていた2人の背後から通電棒を持った安子と楓に感電させられ気絶してしまいます。捕まっていた信二も同じように感電させられており『主張から帰ってきたら妻のようすが変になっており、楓が住み着いていた』と聞かされる。

実は犯行の主犯である楓は貧乏ではあったが幸せだった。しかし、家族の誘拐や父親の自殺を経験し、家族に対して異常な感情を持つもようになった楓は、アクアショップのオーナー夫婦の家に住み着いて、妻の安子を洗脳していたのです。

「一ノ瀬と本間の脱出・事件の終結」

楓の指示で安子と信二の夫婦は再度つよい電流を流し、一ノ瀬と本間は気絶してしまう。遺体を処分するためにトレックで移動中に2人は目を覚ます。車が止まった瞬間を狙い脱出する計画だったが、思いもよらず信二が『通電棒の威力を弱めておいた、ここから逃げろ』と助けられる。そのまま2人はショップ夫婦の救出に向かう。

ショップに戻り楓と対峙して2人。説得するも『警察はやっぱり何も分かっていない』と叫ぶ。楓の指示を受けたショップ夫婦の娘が包丁を2人に向けた。既に娘も洗脳されてしまっていたのです。絶体絶命のピンチに教官の片野(伊勢谷友介)と及川(吉瀬美智子)が助けにきて九死に一生を得る。

これで事件の終結を迎える。




未満警察1話は実話?北九州のヤバすぎる監禁事件がモデルだった

未満警察1話の内容は、実際にあった「北九州監禁殺人事件」と言われており、2002年に福岡県の北九州小倉北区で発覚した事件です。

犯行期間は1996年頃~2002年3月6日

概要

人の弱みにつけこんで監禁をして金を巻き上げ、拷問と虐待によってマインドコントロール下に置き、お互いの不満をぶつけさせることにより相互不信を起こして逆らえなくし、被害者同士で虐待をさせることで相互不信を一層深くさせ、自分の手は汚さずに用済みとなった人間を殺害して死体処理を行わせた(裁判では6人の殺害と1人の傷害致死)。

犯罪史上稀に見る凶悪犯罪とされ、第一審で検察側は「鬼畜の所業」と被告人男女を厳しく非難した。

引用元:Wikipedia

事件関係者の相関図

未満警察、1話、実話

主犯や被害者

  • 主犯:男性X
  • 共犯者:女性Y 被害者でもあり共犯者
  • 被害者:少女A 2002年に監禁から脱出
  • 被害者:少女の父B 1番目に死亡
  • 被害者:男性C   2番目に死亡
  • 被害者:女性D   3番目に死亡
  • 被害者:女性E   4番目に死亡
  • 被害者:妹の夫F  5番目に死亡
  • 被害者:姪G      7番目に死亡
  • 被害者:甥H      6番目に死亡

状況によって加害者と被害者が逆転したりしていたようで、マインドコントロールの恐ろしさを感じます。

詳しい詳細はかなり酷い内容になっていますのでこの記事では割愛させて頂きます。

気になる方はご自身でWikiで調べたら出てきます。

この凶悪事件をモデルに未満警察の第1話にした事に驚きです、押せ押せのドラマだったゆえにインパクトを持たせたかったのでしょうか。




未満警察と九州監禁事件の類似点

未満警察1話と九州監禁事件の類似点を確認してみましょう。

  1. 虐待や拷問でマインドコントロールをする
  2. 通電によりケガ・恐怖を与える
  3. 相互不信を起こさせる
  4. 被害者同士で虐待させ命を奪わせる
  5. 自分の手を汚さず犯行を行わせた

かなり一致している点があるとわかると思います。

これはたまたまでなく、完全に実話の監禁事件をモデルにしていますね。

視聴者の中には「北九州監禁殺人事件」を知っている方もいて、やはり気づいた人もいました。

実話についてもかなり盛り上がっていました。

ドラマ内でも感電させられたり、演者のリアルな演技力で、見る人によっては不快に感じたり、怖いと感じる人もいたくらいの内容でした。




未満警察1話の視聴者の声